女性転職のススメ!3つの人気職業と転職活動を成功させるコツ3選!

POINT女性の転職は難しい?そんなことはありません、実は女性の転職は転職市場ではニーズが高まっています。今回はそんな女性向けの人気の職業と転職活動を成功させるコツについて綴っていきたいと思います。

女性の転職って実際どうなの?

実は転職市場ではトレンド

女性の転職と聞くと、少し難しく考えてしまう方が多いのではないのでしょうか?ましてや、人気職業なんて・・若くて、優秀な方しか採用しないのでは?と思う方も多いと思います。しかし、2019年、女性を積極的に採用したいと考える企業が増えています。

日本では、遅れていると言われている女性の管理職や女性の起業家などは、先進国では当たり前になってきています。日本の女性管理職の割合は、先進国7カ国のG7のなかでは、12%でダントツの最下位で、1991年の8.4%から、28年間でわずか3.6%しか伸びていない数少ない国なのです。

そのような中、安倍政権が女性活躍推進を掲げ、より一層女性の活躍が求められる中企業も合わせて優秀な女性を獲得する動きはトレンドとなっています。

つまり、今女性を積極的に管理職に置いたり、採用を積極的に行う会社は、世界的に見れば遅れているものの、日本だけで見れば非常に先進的で且つ、変化に強い企業と言えます。

そして、女性活躍が黎明期の日本の今だからこそ、あなた自身がロールモデルとなり活躍するチャンスが今の日本の状況とも言えるのです。

 

あなたの周りでいないだけかも?実は増えている女性の転職者数

そもそも、女性の転職者数をみなさんご存知でしょうか?厚生労働省が実施をした、-平成 29 年雇用動向調査結果の概況-によると、

”平成 29 年1年間の転職入職率を性、年齢階級別にみると、女性の転職入職率は 60 歳以上を除いた 各年齢階級で男性より高くなっている。”(平成 29 年雇用動向調査結果の概況、厚生労働省、14)

となっており、割合で行くと女性の方が転職入職率が高くなっており、実際の転職者の数で行くと

男性は転職入職者数が 2500万人に対し、女性は2470万人(平成 29 年雇用動向調査結果の概況、厚生労働省、10)と、ほぼ男女問わず女性も転職入職をしていることがわかり、女性のニーズが高まっているのは事実です。

おすすめの業界は?

ITは女性への配慮も、成長も掴みやすい

実は転職者のうち約7割は、未経験の業界や異業種への転職になります。そして、私の経験から行くと、広告/Web/IT/人材業界が転職しやすいと言えます。これからの業界は、市場の変化が早く環境がスピーディーに変わっていくため、トレンドに併せて職場環境が変わっていきます。

女性活躍がトレンドの今、女性を積極的に採用しているのも、昔からある古い産業の業界よりもこういった業界が中心になります。

そして、同時にこれらの業界はいわゆる成長産業と言われるこれからより一層伸びていく業界でもあります。伸びている業界に、女性としてうまく入ることができれば、”女性として活躍できるITの人”などと地位を獲得できます。

人気のある職業は?

1.「マーケティング・企画系の職種」

ダイナミック差と泥臭さの両方を併せ持つ職種

マーケティングや企画系の職種は、商品やサービスを、実際に使うエンドユーザーのニーズを調査した上で、どの様に売り出せば良いのか考える仕事になります。既存商品〜新商品まで、場合によっては開発にも携わることが可能でかつ、結果が全て目に見える形で返ってくる仕事でもあります。

これだけ聞くとワクワクされる方も多いと思われますが、現実は地味なこともたくさんあります。認知がそこまでない商品やサービスであれば、どの施策が最もユーザーに響くか検証する段階で、選択肢として駅前でチラシを配ったりすることもザラではありません。

一見派手には見えますが、泥臭いことも自ら進んでできる方が向いている職種とも言えます。

ネットマーケティングは人材不足

一方でインターネットの発達で、ネットをメインでマーケティングを行う会社が非常に増えており、その様な場合、未経験可で採用をしている会社も少なくありません。

特に個人向け消費材や、化粧品をはじめとする決定権が女性が握っているものに関しては、マーケティングも女性の好みや、コミュニケーション方法に対応した戦略が重要となるため、女性を求めている企業が多く、活躍できる場もあるので、人気がある職業と言えるでしょう。

2.「営業の職種」

意外と働き易い営業職

営業と聞くと、泥臭く、お客様に寄り添い続け、いきたくもない会食にもいき、、などと想像する方もいるかもしれませんが、最近はそんなこともありません。働き方改革が進み、営業時間がどの会社も短くなり、むしろ、営業先のお客様の方が営業時間が短いケースも多々あるため、働く時間帯は固定され、働き易くなってきています。また、最近では営業でもフレックス出社や退社、アポがある際は直行直帰を認めている会社も多くあるため、仕事とのバランスも取り易くあります。

営業は計画性と準備が全て

営業はやっぱり仕事のできるスーパーマンがいるのでは?それは勘違いです。私の経験上、どの職場でも毎月の目標を必ず達成し、上位に食い込むのはほとんど女性陣でした。営業で最も重要なのは、キレあるトークでも、体力でもなく、”計画性と準備”です。キレあるトークも体力もあるには越したことはありませんが、計画性と準備に勝るものはありません。

”私はうまくできるか不安”そう思っている人ほど、計画を立てて準備をする傾向にあり、そのようなマインドセットは男性よりも女性の方が多く持ち合わせていると私は感じます。

数字だけを詰めてくる会社は時代遅れ

営業と聞くと数字を持たされ、追い込まれなどを想像する方もいるかもしれませんが、最近はそのようなパワハラやセクハラなどを監視する体制が強くなり、その様な会社は事前にネットで調べれば簡単にわかります。数字が達成しないのはなぜか?と問い詰めるのではなく、その数字を達成するにはどうしたらよいか?を一緒に考えてくれる上司を選ぶべきです。

3.「広報の職種」

時代を問わず人気がある職種

広報は、自社の商品やサービスを世の中に広く知らせ、ブランド価値を高めることが仕事になります。業務内容は多岐にわたり、メディア対応や、プレスリリースの発行、SNSを使った情報発信などがあります。

”その会社のイメージ=広報の力量”といっても過言ではないくらい、重要な任務を担っています。

実はあまり募集がない職種

広報の仕事は自ら発信した内容が見えるため、成果も見易く、外部からの反応もわかるため非常にやりがいとしてはある職種のため離職率が低い職種です。なので、常にチャンスを見計っておく必要があります。転職エージェントなどには積極的に登録をして、もし広報の職種を狙っているのであれば、常にチャンスを伺い、募集が会った際には積極的に応募をする様にしましょう!

転職を成功させるコツ3選

1.条件を明確にし、将来を見据えて動くこと

女性には、男性にはない出産というイベントがあります。当然、それは転職するあなただけの問題ではありません。しかし、育休や産休に理解のない企業を選んでしまうと、後々苦労をするのはあなた自身です。

そして、育休や産休の条件などは事前にあえて積極的に聞くべきだと思います。そのような質問はあたかも労働者が働く前から権利を行使しようとしていて図々しい様に感じるかもしれませんが、その様なセンシティブな内容の質問に対して明確に答えられないあるいは、答えを持っていない企業への入社は長期的に不幸になる可能性が高いです。

あなたの見方になってくれて、女性が働きやすい職場を実現している会社を自分の目で選びましょう。